MT4 複数のチャートでラインを同期するインジケーター(Mi_Synchronizer)
ラインなどのオブジェクトをリアルタイムに別のチャートに同期(シンクロ)するインジケーターを作りました。
もちろんライン以外のオブジェクト(四角形やフィボナッチ・リトレースメントなど)にも対応しています。
2024年4月22日バージョンアップ(v08)
バージョンアップしました。オブジェクトの表示時間足も同期できるようになりました。別インジのMi_VTSelectorと連動して表示時間足を同期できるようになりました。
オブジェクトを他のチャートに同期
このインジケーターは、手動で作成したオブジェクトをリアルタイムに他のチャートに同期します。移動・編集・削除ももちろん同期されます。その様子をざっと動画にしました。(1分22秒)
↑オブジェクトの生成や、削除がリアルタイムに他のチャートにも反映されます。
補足:同期対象について
同期させたいチャート全てに本インジケーター(Mi_Synchronizer)を適用してご利用ください。本インジケーターが適用されていないチャートには同期処理は行われません。また、動作干渉防止のため、他者製インジにより生成されたオブジェクトは原則として同期処理を行いません。
チャートをグループピングして同期できます
チャートをいくつかの同期グループに分けて同期させることができます。【バージョンv06にて追加】
↑上の図は、6つのチャートを同期グループ1の3チャートと同期グループ2の3チャートに分けた場合の例です。グループを分けることで、同じ同期グループ内だけでラインなどのオブジェクトを同期させることができます。
例えば、トレード手法やチャートの用途ごとに同期グループを分けるなど、トレードのスタイル応じて柔軟に使うことができます。
また、同期させたくないチャートに孤立した同期グループ番号を設定すれば、同期から切り離すこともできます。
ちょっと便利な「No Syncモード」と「Add Syncモード」を搭載
チャートの同期インジを使用していると、「今は同期させたくない」とか「(定型チャートのラインなど)過去に引いてたラインを複製したい」といった場面があります。
そんなときに融通の利く「No Syncモード」と「Add Syncモード」の2つの同期モードを搭載しています。
同期を一時中断する「No Syncモード」
【バージョンv04にて追加】ショートカットキー(sキー)を押すと、他チャートへの同期を一時中断するNo Syncモードに切り替わります。
↑左側がNo Syncモード中のチャートです。No Syncモード中のチャートでラインを描画したり変更したりしても、他のチャートへの同期は一切行われません。
No Syncモードを使うと「このチャートだけにちょっとラインを引きたい」とか「ここだけにメモのテキストを入れたい」といった融通が利くようになります。
ショートカットキーを再度押すか、「No Sync」のラベルをクリックすると通常モードに戻ります。
No Syncモードが不要な場合は、設定パラメータでショートカットキーを「なし」にすると機能が無効になります。
後から開いたチャートにもコピー可能な「Add Syncモード」
【バージョンv04にて追加】ショートカットキー(デフォルトはs)を押すと、同期が強化されたAdd Syncモードモードに切り替わります。
Add Syncモード中は、オブジェクトをクリックしたり変更した場合に、他チャートに同期対象のオブジェクトが存在しない場合にはオブジェクトを生成して同期します。
↑左側のチャートがAdd Syncモード中です。左チャートでトレンドラインをクリックすると右チャートにトレンドラインを生成して同期します。
ある程度ラインを引いた後で「新しく開いたチャートにラインをコピーしてどうきしたい」といった用途に使えます。
ショートカットキーを再度押すか、「Add Sync」のラベルをクリックすると通常モードに戻ります。
Add Syncモードが不要な場合は、設定パラメータでショートカットキーを「なし」にすると機能が無効になります。
対応オブジェクト
MT4の手動生成オブジェクトには全て対応済みです。「あのオブジェクトが足りない!」なんて心配はご無用です。
具体的な対応状況は下表のとおり。
分類 | 対応オブジェクト |
---|---|
ライン | 【全種類に対応】 ・垂直線 ・水平線 ・トレンドライン ・角度によるトレンドライン |
チャネル | 【全種類に対応】 ・フィボナッチ ・線形回帰 ・平行チャネル ・標準偏差 |
ギャン | 【全種類に対応】 ・ギャンライン ・ギャンファン ・ギャングリッド |
フィボナッチ | 【全種類に対応】 ・リトレースメント ・タイムゾーン ・ファン ・アーク ・エクスパンション |
図形 | 【全種類に対応】 ・長方形 ・三角形 ・楕円形 |
矢印類 | 【全種類に対応】 ・サムズ アップ ・サムズ ダウン ・上向き矢印 ・下向き矢印 ・ストップサイン ・チェックサイン ほか |
その他 | ・アンドリューズ ピッチフォーク ・サイクルライン ・テキスト ・テキストラベル |
↑オブジェクトの種類ごとに同期させるか同期させないかを指定できます。
みながちの他インジと連動
本インジケーターは、「ショートカットキーでラインを引くインジ(Mi_KeyToDraw)」や、「時間足ごとにラインのスタイルを矯正するインジ(Mi_LineStyle)」や、「ラインの表示時間足を自動でセットするインジ(Mi_VTSelector)」と連動するようにプログラムしてあります。
インジを併用することで、
- ショートカットキーでラインを引く(Mi_KeyToDraw)
- ラインの色を時間足ごとに自動矯正(Mi_LinStyle)
- ラインの色を表示時間足を自動セット(Mi_VTSelector)
- 他のチャートに同期(Mi_Synchronizer)←本インジ
といった一連の流れをスムーズに行えます。
対応バージョンについて
Mi_KeyToDrawはバージョンv09以降、Mi_LineStyleはバージョンv04以降、Mi_VTSelectorはバージョンv04以降を使用してください。それ以前のバージョンでは連動しません。
ご注意:非対応インジ
本インジケーターは、「下位足のラインを非表示にするインジケーター(Mi_LineHide)」とは併用できません。
使い方
使い方は簡単。まずは①同期させたいチャート全てにMi_Synchronizerを適用します。②あとは通常通りラインなどを引いたり移動させたりするだけです。
↑上図の場合では4つのチャート全てにMi_Synchronizerを適用して4つのチャートを同期しています。
設定パラメータ
設定パラメータは下図の通り。オブジェクトの新規生成時に「全ての時間足へ同期する」か「下位足のみへ同期する」かを選択できます(オブジェクトの変更や削除は常に全時間足に同期されます)。Mi_VTSelectorと連動させる場合は「オブジェクトの表示時間足の同期」を「同期する」を指定してください。
↑設定項目はできるだけ単純にしました。
ダウンロード
このインジケーターは下記から入手できます。
- Mi_Synchronizer【お試し版】お試し版はUSDJPYで使えます(無料)
インジケータのインストール方法が分からない人は「MT4にインジケーターを入れる方法(初心者向け)」を参照してください。
バージョンアップ履歴
更新日 | Ver. | 概要 |
---|---|---|
2024年4月22日 | v08 | オブジェクトの表示時間足を同期できるように改良。Mi_VTSelectorと連動するように改良。 |
2024年1月20日 | v07 | 非公開バージョン(テスト用) |
2023年5月9日 | v06 | チャートをグループ分けして同期できるように改良。設定パラメータの整理。その他細かな改善。 |
2022年6月12日 | v05 | ・No Syncモードの処理を1か所修正 |
2022年6月12日 | v04 | ・同期を一時中断するNo Syncモードを追加 ・同期を強化したAdd Syncモードを追加 ・処理ロジックを見直し(負荷軽減・安定化) |
2020年12月10日 | v03 | ・オブジェクトの選択状態の同期をパラメータで指定できるように改良 ・特定手順の操作時に同期処理が行われないバグを解消 |
2020年10月16日 | v02 | 不具合修正(設定パラメータで同期を無効にしても同期されてしまう不具合を解消) |
2020年6月28日 | v01 | リリース |
まとめ
複数のチャート間でラインを同期するインジケーターを紹介しました。
設定パラメータもシンプルにして、できるだけ簡単に導入できるインジに仕上げました。
チャートを何枚か並べてマルチタイムフレーム分析するトレードスタイルの方には便利だと思います。一度お試し下さい。
フィボナッチに独自でパラメータを追加している場合、
同期した別の時間足には独自のパラーメータが反映されません。
(デフォルトの数値で表示されてしまいます。)
もし可能ならパラメータも反映してほしいのですが、
MT4の使用として難しいかんじでしょうか?
nanaさんへ
コメントありがとうございます。
私の方で動作確認してみましたが、独自のパラメータ(80.0や200.0などのレベルライン)を追加した場合にも他のチャートに正常に反映されました。
nanaさんの使用状況がわかればもう少し詳しく調べることができますので、下記3つ教えていただけませんでしょうか。
1.フィボナッチとは、フィボナッチ・リトレースメントのことでしょうか
2.「独自のパラメータ」とは例えばどのようなパラメータでしょうか
3.どのような手順で操作を行ったときにパラメータが反映されなかったのか具体的に教えてください
お手数をおかけして申し訳ございません。どうぞよろしくお願いいたします。
ご回答ありがとうございます。
そうです、フィボナッチ・リトレースメントです。
でも、このインジケーターだけ入れて試してみたらちゃんと反映されました!
他のインジケータを少しずつ追加しながら再度試してみようと思います。
nanaさんへ
その後のご連絡ありがとうございます。
本インジ単独の場合に正常動作するということは他のインジとの相性の可能性がありそうですね。
【2020/12/10追記】
プログラムの改修作業を行っている最中に、特定操作の場合に同期処理が漏れるバグが見つかりました。nanaさんのおっしゃっていたフィボナッチのパラメータが反映されない症状はこのバグが原因かもしれません。バグは本日のバージョンアップ(v03)にて解消しましたので、お手すきの時にインジを差し替えください。ご迷惑おかけして申し訳ございません。
始めまして。いつも便利に使わせていただいています。
以下の操作を行った際に、上位足のラインが消えてしまう事象を、可能であれば修正いただけると嬉しいです。
■設定
・オブジェクトの生成:下位足のみへ同期する
■操作
1.上位足の画面でラインを引く
2.下位足の画面に切り替え、Deleteキーで誤ってラインを削除
3.Ctrl+Zでもとに戻す
4.上位足の画面は消えたまま戻らない
⇒上位足もCtrl+Zで戻って欲しい
⇒もしくは、上位足で引いて同期されたラインが下位足に切り替えた際に選択状態になっているので、誤削除してしまわないように下位足では非選択状態になるようにして欲しい
恐れ入りますがご確認のほどよろしくお願いいたします。
Kさんへ
ご利用いただきましてありがとうございます。
また、ご指摘の事象についても理解致しました。ご記載いただいた2つの方法につきましてそれぞれ回答させていただきます。
・「上位足もCtrl+Zで戻って欲しい」という方法について → MT4のインジケータープログラムではCtrl+Zによるラインの変化を感知できないため、この方法はMT4の仕様上実現できません。
・「下位足では非選択状態になるように」という方法について → 現状の仕様では選択状態も他のチャートに同期するようにしています。次回バージョンアップにて、選択状態を他のチャートに同期するかどうかを設定パラメータにて指定できるように致します。
プログラムの改修が終わるまでしばらくお待ちくださいませ。
【2012/12/10追記】
バージョンアップ(v03)しました。設定パラメータにて選択状態を他のチャートに同期するかどうかを指定できますので、その設定をfalseにすれば選択状態の同期を切ることができます。
管理人様
ご確認及び迅速なご対応ありがとうございます!
早速バージョンアップして設定させていただきました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
Kさんへ
ご連絡ありがとうございます。
こちらこそ今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
Mi_Synchronizer【試用版】を使ってみています。上位足、下位足のラインの反映も瞬時で、大変便利なインジだと感激しています。標準版の使用を考えていますが、ひとつお伺いいたします。
こちらは他の組へのオブジェクトの反映することはできますか?
例えば、Aという組表示のUSDJPYにトレンドラインを引いたとき、Bの組表示のUSDJPYにも変更が反映されるような機能はありますか?
どうぞよろしくお願いいたします。
トッポさんへ
コメントありがとうございます。
ご質問の回答ですが、本インジケーターには他の組表示に変更を反映する機能はありません。
実現する方法がないかとざっと考えてみましたが全く思いつきませんでした。
ご期待に沿えず申し訳ございません。
ご返信ありがとうございます!ご検討いただいて感謝いたします(^^)
トッポさんへ
ご質問内容が具体的で分かりやすかったので、残念な回答となってしまいましたが、検討しやすかったです^^
ありがとうございました。
【他時間足にラインが同期できない】
こんにちは。
Mi_LineStyle最新版とこのMi_Synchronizerを利用させていただいております。
私のチャート表示の環境ですが、1画面に複数の時間足を表示し
1画面で通貨を切り替えれるチャートチェンジャーのインジを使用しております。
そこで例えば4時間足にラインを引いたものを下位足の1時間、15分などに
共有できるのですが、別の通貨に移動して、再度ラインを引いた通貨に
戻ると4時間で引いたライン以外(1時間や15分)のラインが全部消えてしまいます。
こちらどのような問題が考えられますでしょうか。
現在、環境認識の作業が止まっており大変困っております。
ご返答のほどよろしくお願い致します。
Nさんへ
こんにちは。インジのご利用ありがとうございます。
ご記載いただいた状況から推察するに、お使いの「チャートチェンジャーのインジ」が通貨を切替える際にラインを削除する処理などが入っているのではないかと思われます。その場合には解決する方法はなく、そのチャートチェンジャーのインジとの併用をやめるしかありません。
通貨の切り替えが必要であれば私の制作した「Mi_SymbolChanger」または「Mi_KumiChanger」のインジで代用できるかもしれませんのでもしよろしければお試し下さい。この2つのインジであればMi_Synchronizerと併用可能です。
ご返信いただきありがとうございます。
チェンジャーのインジをはずしたら機能回復いたしました。
今後、利用方法を考えて検討したいとおもいます。
ご対応ありがとうございました。
Nさんへ
その後の状況のご連絡ありがとうございます。お使いのチェンジャーと併用できればよかったのですが、それについてはお役に立てず申し訳ございません。また何かありましたらお気軽にご連絡下さい。
お世話になっております。
Mi_Synchronizer_v03の質問をさせて下さい。
モニターに4時間足、1時間足、15分足の3つのチャートを表示させています。「下位足のみへ同期生成する」に設定し15分足にラインを引くと4時間足、1時間足にもラインが引かれます。この場合、15分足より上の時間足には表示されないと考えていましたがいかがでしょうか。
PC環境ですが、Mi_LineStyle_v11も利用しています。Mi_LineHide、Mi_KeyToDrawは利用していません。
ご回答をよろしくお願い致します。
先程の質問の件ですが、再ダウンロードで解決しました。
ご心配をおかけいたしました。
ほんまさんへ
コメントありがとうございます。
ご質問についてですが、「下位足のみへ同期生成する」に設定して15分足にラインを引いた場合には、上位足である4時間足や1時間足にはラインは生成されません。ほんまさんのお考えの通りです。
上位足チャートにもラインが引かれてしまう場合には、下記2つの設定を見直してみてください。
・15分足チャートに適用されているMi_Synchronizer_v03の設定パラメータを開いて「下位足のみへ同期生成する」になっているかどうかを再度ご確認下さい。
・Mi_Synchronizerが2つ以上ダブってチャートに適用されていないかご確認ください(4時間足チャート、1時間足チャート、15分足チャートの各チャートにMi_Synchronizer_v03が1つづつ適用されているのが正しい状態です)。
上記2点をご確認いただいても正しく動作しない場合には、もう少し詳しく状況をお伺いしますのでまたご連絡下さい。
なお、Mi_LineStyleの使用・不使用は今回の問題とは無関係ですので気にしなくても大丈夫です。
匿名さんへ(ほんまさんへ)
コメントが行き違ってしまいました。
無事に解決されたようで良かったです。ご連絡ありがとうございました。
MacBook Proでも対応していますか?
もう2点ほど質問があります。
組表示をしてお気に入りに保存しておいているのですが、
例えば 円絡み ドルストレート
どちらにもドル円が入っています。
ドルストレートの組表示の方のドル円に線を引くなどすると、
円絡みの組表示の方のドル円も同じように同期されて線が出るようにしたいと考えています。
それは可能でしょうか??
そして、シフトチャートの機能はなしですよね??
シフトチャートを別でインストールしたとしたら一緒に使うことは出来ますか?
わたるさんへ
コメントありがとうございます。ご質問ありがとうございます。残念な返答ばかりとなっていしまいますが以下に回答致します。
>MacBook Proでも対応していますか?
→Windows用です。
>円絡みの組表示の方のドル円も同じように同期されて線が出るようにしたい
→他の組表示への同期はできません。
>シフトチャートの機能はなしですよね?
→ありません。
>シフトチャートを別でインストールしたとしたら一緒に使うことは出来ますか?
→試用版でご確認下さい。
お返事ありがとうございます。
Mac用ではないのですね。
気になりましたが残念です、、
また機会がありましたらよろしくお願いします
匿名さんへ
ご返信ありがとうございます。また機会がありましたらどうぞ宜しくお願い致します。
Mi_LineHideには非対応とのことですが、Mi_VTSelectorも非対応でしょうか?
【2024/4/22追記】最新バージョンではMi_SynchronizerとMi_VTSelectorは連動するようになりましたので本コメントは大幅に訂正いたします。
HMさんへ
はい、Mi_VTSelectorも非対応です。
以下にもうすこし詳細を記載します。ご興味あればお読みください。
Mi_Synchronizerはオブジェクトの「表示時間足」の操作は何も行いません(補足:ここでは「表示時間足」とはオブジェクトのプロパティの中にある「表示時間足」のことを指します)。
もしMi_SynchronizerとMi_VTSelectorを併用した場合、各チャートに生成されるオブジェクトの「表示時間足」は各チャートに適用されているMi_VTSelectorの設定パラメータに従ってセットされます。
分かり難いので下記の例を参考にしてください。
<Mi_SynchronizerとMi_VTSelectorを併用した場合の例>
二つのチャートにMi_SynchronizerとMi_VTSelectorがセットされているとして、Mi_VTSelectorのパラメータをそれぞれ下記の様に指定したとします。
■日足チャート(A)
Mi_VTSelectorの設定パラメータを「表示時間足」が日足以下で表示となるように指定したとする
■1時間足チャート(B)
Mi_VTSelectorの設定パラメータを「表示時間足」が1時間足以下で表示となるように指定したとする
チャートAで水平線を引くとMi_SynchronizerによりチャートBに水平線が複製されます。そのとき、各チャートの水平線の「表示時間足」は、各チャートのMi_VTSelectorの設定によって下記のように自動でセットされます。
・チャートAの水平線:「表示時間足」は日足以下で表示となるようにセットされる
・チャートBの水平線:「表示時間足」は1時間足以下で表示となるようにセットされる
ご不明な点がありましたらまたご連絡ください。
【2024/4/22追記】
Mi_Synchronizerのバージョンv08にて表示時間足の同期機能を追加しました。元のチャートで表示時間足を変更すると他の時間足のチャートにもその表示時間足が同期されます。また、別インジのMi_VTSelectorのバージョンv04以降を使用すると同期元チャートで設定された表示時間足を同期先のチャートに同期することができるようになりました。おそらくMi_SynchronizerとMi_VTSelectorを併用する方が期待する動作であると考えています。言葉では説明がむつかしいのでお試し版で実際に試していただけるとわかりやすいと思います。
チャートB(下位足である1時間足)で水平線を引くと、下位足の水平線にもかかわらず、Mi_SynchronizerによりチャートA(上位足の日足)にその水平線が描画されてしまうということですね?
HMさんへ
そこはMi_Synchronizerのパラメータでコントロールできます。
Mi_Synchronizerのパラメータに「オブジェクト生成の同期」という項目があって、ラインなどを引いた時の複製先を「全時間足のチャート」か「下位足(同時間足含む)のチャート」のどちらかから指定できます。
ですので、チャートBのMi_Synchronizerの設定パラメータで「オブジェクト生成の同期」を「下位足のみ」に指定すれば、チャートB(1時間足)で水平線を引いても上位足であるチャートA(日足)には水平線は複製されません。
お世話になっております。
昨夜Mi_VTSelectorを購入させて頂いた者です。Mi_Synchronizerの購入も検討していますが上の方々の内容を読むと併用は非対応であることは認識できました。
>>パラメータの設定でチャートB(1時間足)に水平線を描いてもチャートA(日足)には表示されない←これは理解できました。
ということは、パラメータ設定ではチャートA(日足)に水平線を描いてもチャートB(1時間足)には複製させることができないということでしょうか?
理解が届かず申し訳ございません。
以前あったような体験版のようなものがありましたら試してみたいと思うのですがいかがでしょうか?
購入しても下位足チャートに複製されないと...
ご返答頂けるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。
ヨシさんへ
コメントありがとうございます。
>>ということは、パラメータ設定ではチャートA(日足)に水平線を描いてもチャートB(1時間足)には複製させることができないということでしょうか?
→いいえ、チャートA(日足)に水平線を描いたらチャートB(1時間足)に水平線を複製されますので大丈夫です。
整理すると、
・上位足チャート(日足)→下位足チャート(1時間足)の方向はラインは複製される。
・逆に下位足チャート(1時間足)→上位足チャート(日足)の方向はラインを複製するかしないかを設定パラメータで選べる。
という事です。
多分実際に操作した方が分かりやすいと思います。体験版ご希望であればお問合せへご連絡ください(文面は簡単でかまいません)。
管理人さん、いつも大変お世話になっておりますm(_ _)m
当インジケーターを使わせていただいて大変助かっております。
1つ希望がありましてコメントを書かせていただきました。
(最近、問い合わせや要望等が続いてしまいすみません…)
希望内容は『オブジェクトの名前欄に任意の文字列を追加した際に、その文字列も複製』ができればありがたいと思いまして…。
現状ですと、任意の文字列を追加することは可能なのですが、複製先のラインにも同様に追記してあげないと同期ができない状況でございまして(ちょっとだけ二度手間…)
元ラインに追加すると複製先にも追記されるとありがたいです。
急ぎではありませんのでお手すきの際にご検討いただけると幸いです。
いつもありがとうございます。これからも便利なツールの開発を楽しみにしています。
ヨシさんへ
コメントありがとうございます。
ご要望の名前を変更する機能についてですが、本インジの役割からややそれること、他インジとの干渉が起きる懸念があること、MT4の仕様上プログラム化が困難な内容であることから本インジに実装することは無いと思います。ご希望に沿えず申し訳ございません。
【202/7/22追記】
「Trendline 1234 XYZ」のように名前の最後に文字列を追加するのであれば、少しトリッキーで裏技的な方法ですが下記の手順でできそうです。ヨシさんのニーズに合えばいいのですが、ご参考まで。
チャート2枚(AとB)を開いてMi_Synchronizerで同期させているとします。
①チャートAでトレンドライン(Trendline 1234)を引く。チャートBにも自動でTrendline 1234が同期生成されます。(これは通常の動作)
②チャートAのTrendline 1234を「Trendline 1234 XYZ」に名前を変更する。
③チャートBのTrendline 1234を削除する。
④チャートAのMi_SynchronizerをAdd Syncモードに切り替えて「Trendline 1234 XYZ」をクリック。これでチャートBにも「Trendline 1234 XYZ」が複製されます。
先日購入して不具合もなく大変便利に使っております。
No Syncモードがいいですね。
ありがとうございます。
数日使用してみて気になったことを2点ほどよろしいでしょうか。
1つ目ですが、5分足の設定パラメータで例えばフィボナッチファンを無効にしても別のチャートでファンを記入すると無効にした5分足にもシンクロして書き込まれます。
おそらく無効にした設定したオブジェクトをそのチャートに書き込んでも他には書き込まないよ、という意図だと思うのですが私的には無効に設定したオブジェクトは他からのシンクロを受け付けないという感じだと嬉しいのです。
2つ目はまぁこれはついでなのですが、個人的にチャートの背景色をDarkGrayにしているのでNo Syncモード・Add Syncモードにした時のチャート上部の文字の色が選択出来ればと思いまして。
(現状文字色が溶け込んでしまって文字が見えづらい)
私の見落としか勘違いであれば申し訳ありませんが気になったのでコメントさせて頂きました。
めで鯛さんへ
コメントありがとうございます。返信が遅くなってしまいました。
ご意見の1つ目についてですが、受け身方向での制御は過去にテストプログラムを作ったことがあるのですが動作が不安定だったため採用は見送りました。MT4の仕様上、受け身方向の制御は少しトリッキーな処理を入れる必要があり、万人の環境になじまない可能性もあるため今後もこのインジで採用することは無いと考えております。ご希望に沿えず申し訳ございません。
ご意見の2つ目については、今後の改良等で検討させていただきます。
ご意見ありがとうございました。
お世話になります。
こちらとkeytodrawを購入し使用させていただいております。
とても良い使用感で満足しております。
一点要望がありまして、各時間足で同期しているラインを一時的に非表示にするオプションを実装または開発することは可能なのでしょうか?
今までは他者様のインジケーターで一括非表示を行っていたのですが、併用はできないようでしたので...。
ご検討いただけると幸いです。
モンクさんへ
コメント&インジのご利用ありがとうございます。
ご要望の機能は本インジの役割とは異なる部分が含まれますので本インジに組み込むことはないと考えています。ただ、ラインの一括表示/非表示のインジはそのうち作ろうと思っていましたので別インジで作成を考えてみます。シンプルな機能の想定です。また進捗があればここでご連絡しますね。
管理人さま
お返事ありがとうございます。
かゆいところに手が届くインジケーター作り、これからも楽しみにしております。
お世話になっております。御社のインジをいろいろと活用させていただいております!
出来れば一点要望があるのですが、御社のSymbolChangerのようなチャートグループを分けてシンクロできる仕様をアップデートして頂けないでしょうか?
NoSyncやAddSync機能の存在は把握しています。こちらの機能も時折活用させてい頂いています。ただこちらの機能は初期ONや定型チャートや組表示にON状態で保存といったことは出来ないようですし、別途グループごとのシンクロ機能があると活用の幅が広がります。
当方の個人的な用途は、同じ通貨ペアで時間軸や用途の違いで8枚のチャートを表示しており、6枚は小さなサブウィンドウでD1~M1の状況把握し、あと2枚は主として使用するインジケーターの違いで見やすく別々に分けたものを大きめの画面でメインウィンドウとして表示しています。
サブウィンドウグループのみのシンクロ、メインウィンドウのみのシンクロなどが出来ると、大きな画面では詳細な環境認識をして、小さな画面では今まさに重要なラインを1・2本のみ入れるなどという使い方が出来るととてもいいです。
NoSync機能やAddSync機能をかちゃかちゃ切り替えてやりもしていたのですが、手数が掛かるし押し間違えてたりもして、現在はしっかりラインを引いた後に一度定型チャートに描画を保存し、組表示内のラインを全消去してメイン画面にのみ描画入りの定型チャートを戻すなどのやり方に落ち着いいていますが、もしグループ分けシンクロ機能などが出来たら凄く助かります。
どうか一度、検討していただければ幸いです
宜しくお願い致します
サンクさんへ
コメントありがとうございます。
ご要望内容について具体的かつ詳細にご記載いただきましてありがとうございます。サンクさんのように現在のトレード環境や経緯などを正確に教えていただけると、ご要望内容を誤解しにくくなりますし、必要性の判断がしやすくなります。検討に必要な情報をお考えいただいたうえでコメントくださったと思われます。大変助かります。
さて、ご要望のグループ分けの機能については、十分に有用性があると思われますので次のバージョンアップにて対応させていただきます。
管理人さん
ご返答ありがとうございます。
数々の便利なインジで、環境認識や単純作業の手間が大幅に省けるようになり大変助かっております。グループシンクロ機能の件、ご検討頂きありがとうございます。他にも活用される方もいるのではないかと思います。
お忙しいところ迅速にご返答くださりありがとうございました。アップデートぜひ楽しみにお待ちしております。今後とも宜しくお願い致します。
サンクさん
ご返信ありがとうございます。インジが役に立っているとのことで作ったかいがあります。
グループの実装はおおよそ1週間くらいかなと思います。しばらくお待ちください。
管理人さん
ご連絡ありがとうございます。
集中しやすい環境で快適に相場に向きあえているため、昨日は相場も味方してくれて思いのほか大きくとれてしまいました。トレード環境の差は本当に大きいです。真摯なご対応に感謝いたします。アップデート楽しみにお待ちしております。
サンクさんへ
ご返信ありがとうございます。ナイストレードができたようで良いですね。私もストレスのないトレード環境は大事だと思います。
さて、例のグルーピングの実装が完了し、インジをバージョンアップ(v06)いたしました。お手すきの時にご利用ください。
管理人さん
お忙しいところ、アップデートの作業ありがとうございます。
一段と目の前の値動きに集中して取り組めそうです。
小さな手間の差が、大きな思考判断の余裕に繋がり大変助かります。
今後とも宜しくお願いいたします。
サンクさんへ
コメントありがとうございます。ご活用いただければ幸いです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
こんにちは。お世話になります。
「下位足のみへ同期する」にしたとしてもそのチャートを上位足に変更すると表示されてしまうと思うので、オブジェクトのプロパティの時間足の表示選択を指定できれば大変ありがたいです。例えば1時間足でラインを引くとプロパティの表示選択を☑1時間☑30分足☑15分足☑5分足☑1分足の状態で他チャートにコピーできないものでしょうか?時間足ごとに設定できれば最高なんですが。よろしくお願いいたします。
BONさんへ
コメントありがとうございます。返信がずいぶん遅くなってしまい、申し訳ございません。
別インジの「Mi_VTSelector」を同期先のチャートにセットしておくとご要望いただいたことができるようになると思いますのでどうぞお試しください。
【2024/4/22追記】
Mi_Synchronizerのバージョンv08にて表示時間足の同期機能を追加しておりますので、元のチャートで表示時間足を変更すると他の時間足のチャートにもその表示時間足が同期されます。また、別インジのMi_VTSelectorのバージョンv04以降を使用するとチャートの時間足によって自動で表示時間足をセットすることができます。もし機会があればお試しください。