MT4 マルチタイムフレーム対応GMMA(Mi_GMMA)

シンプルで使い勝手の良いGMMAインジケーター(Mi_GMMA)を作りました。

マルチタイムフレーム(MTF)対応です。

2024年7月18日バージョンアップ(v07)

バージョンアップしました。サブチャートにボタンを配置できるように改良(設定パラメータで指定)。

トレンドタイミングの把握に便利なGMMA

GMMAは、期間の異なる移動平均線を短期6本+長期6本の合計12本組み合わせたダイナミックな見た目の指標です。

見た目は網の目のように緻密な印象ですが、一本一本は単純な移動平均線で構成されているため、見た目よりもずっと素直で分かりやすい指標であることに気付きます。具体的には、12本の移動平均線の位置関係や形状から相場の状態(トレンド・レンジ)やトレンドの転換を視覚的に把握でき、特定の形状パターンとローソク足の位置からエントリーのタイミングなどを示唆してくれます。

いろいろな指標の良いとこ取りをしたような万能指標で、実戦での使用にも十分に耐えうる指標だと私は思っています。

ただひとつGMMAのマイナス面を上げるとすれば、表示に必要な専有面積が広く、チャートがごちゃごちゃになりやすいということです。

そんなマイナス面を払しょくするために、通常のGMMAにON/OFF機能やスムージング機能を付けたのが「Mi_GMMA」です。

簡単にON/OFFを切り替え

Mi_GMMAはチャートのボタンまたはショートカットキー(初期設定はGキー)で簡単にGMMAの表示/非表示を切り替えられます。

GMMAの表示/非表示を切替え

↑左が表示、右が非表示の状態です。いつでも簡単に切り替えることができます。

マルチタイムフレーム対応

Mi_GMMAはマルチタイムフレームに対応。設定パラメータでGMMAの時間足を指定できます。

マルチタイムフレーム対応

↑上図は5分足チャートに1時間足のGMMAを表示させた場合の例です。GMMAが拡大されたような感じで表示されるのでGMMAのラインの並びや、レートがラインを超える瞬間を正確に把握することができます。

補足:上位足のGMMAはスムージング可能【v06追加機能】

上位足のGMMAはデフォルトでは階段状で表示されますが、設定パラメータでスムージングを指定することで、滑らかなラインに近似して表示することができます(下図)。

スムージング

複数セットで使い分け可能

Mi_GMMAは、一つのチャートに複数適用することができます。(下図)

チャートに複数セット可能

↑5分足のチャートに2つ適用した場合の例です。実線が5分足のGMMAで、点線が1時間足のGMMAです。

上図の様にいくつかのGMMAを同時に表示してトレードの条件がそろうのを待ち構えたり、状況に応じて使用するGMMAを使い分けたりするなど、多角的なGMMAの使い方が簡単に行えます。

設定パラメータ

設定パラメータは以下の通りです。項目が多いですがどれも簡単なパラメータばかりです。デフォルトは一般的なGMMAの設定値になっています。なお、複数セットする時は「インジID」に適当にダブらない数字を入れてください。

設定パラメータ

補足:サブチャートにボタン配置可能

ボタンはサブチャーに配置させることもできます。サブチャートに表示させる場合はMi_BlankSubChartを併用するのがおすすめです。

ダウンロード

このインジケーターは下記から入手できます。

  • Mi_GMMA【お試し版】お試し版はUSDJPYで使えます(無料)
  • [PR]Mi_GMMA【製品版】製品版は通貨ペアの制限なし(ゴゴジャンで販売中)ゴゴジャンで見るマルチタイムフレーム対応のGMMAインジケーター(MT4用)。ボタンまたはキーで簡単にON/OFF切り替え可能。 | GogoJungle

インジケータのインストール方法が分からない人は「MT4にインジケーターを入れる方法(初心者向け)」を参照してください。

バージョンアップ履歴

更新日 Ver. 概要
2024年7月18日 v07 サブチャートにボタンを配置できるように改良(設定パラメータで指定)
2024年5月5日 v06 上位時間足のGMMAのスムージング機能を追加。下位足のGMMAを自動で非表示にする機能を追加。
2024年3月6日 v05 非公開バージョン(開発テスト用)
2024年2月12日 v04 非公開バージョン(開発テスト用)
2024年1月31日 v03 非公開バージョン(開発テスト用)
2021年11月27日 v02 MT4終了時にボタンのON/OFF状態が保持されないバグを修正。
2021年11月14日 v01 リリース

まとめ

オーソドックスなGMMAのインジケーターを紹介しました。

マルチタイムフレーム対応で使いやすいインジに仕上がっていると思います。どうぞお試し下さい。

コメント

この記事へのコメント(6 件)

  • カズさんより

    購入させていただきました。

    購入前に確認すればよかったのですが
    maをMTFで表示すると
    カクカク線になると思うのですが
    その線を滑らかなスムーズド化する項目を追加することはできないでしょうか?

    ご検討よろしくお願いします。

  • 管理人ですさんより

    カズさんへ
    ご購入ありがとうございました。
    スムーズドにする項目はありませんが、パラメータの期間の値を調整していたけばスムーズドのmaを表示することはできます。ご存じの上でのご意見でしたらすいません。
    【例】
    5分足チャートに15分足のスムーズドGMMAを表示する場合(標準の3倍の期間を設定する。15分÷5分=3倍)
    短期1:9、短期2:15、短期3:24、短期4:30、短期5:36、短期6:45
    長期1:90、長期1:105、長期1:120、長期1:135、長期1:150、長期1:180

  • カズさんより

    お返事ありがとうございます。

    そうなりますよね、、

    ちなみにですが
    追加料金をお支払いしてカクカクから滑らかなMTFのGMMAに表示切り替え機能の付加を依頼した場合
    おいくらでお願いできますか?
    対応外でしたら申し訳ありません。

    ご検討よろしくお願いします。

  • 管理人ですさんより

    カズさんへ
    ご返信ありがとうございます。
    期間の値を調整する方法で滑らかなMAを表示するとこの図の様に値が不正確になるという問題があります。
    それでもご希望でしたら個別対応を考えますのでお問合せまでご連絡下さい。

  • shunさんより

    Mi_Symbols は優れた作品です。それだけを伝えたくてメールしました。

  • 管理人ですさんより

    shunさんへ
    コメントありがとうございます。私もMi_Symbolsを常時使用しています。