MT4 ティックをCSVファイルに記録するインジケーター(Mi_TickRecorder)
MT4でティック(価格レート)をCSVファイルに記録するインジケーター(Mi_TickRecorder)を作成しました。
1分足よりも細かいティックを記録します。
スプレッドの値を記録したり、指標時の急激なレート変動の見える化や、逆指値などの約定の滑り調査、など解像度の高い検証をすることができます。
使いたい人いたらどうぞ。
どんなインジケーター?
このインジケーターはティック(価格レート)をCSVファイルに記録するインジケーターです。
↑Mi_TickRecorderをチャートにセットすると上部に小さく「●Tick Recording」と表示され、ティックの記録が始まります。
「●Tick Recording」の文字をクリックするとCSVの保存フォルダが開きます。
CSVファイルが見つからない?
CSVファイルへの書き出しは少し時間がたってから始まります。インジをチャートにセットしてからファイルができるまで数分程度お待ち下さい。
CSVファイルの内容
CSVファイルは下記のようにシンプルな内容です。
新しいティックが一番下にどんどん書き込まれていく感じです。
それぞれの値の定義は下の表のとおり
項目名 | 内容 | 例 |
---|---|---|
Symbol | 通貨ペア名 | USDJPY |
Server | サーバー時刻 | 2024.04.18 14:40:52 |
Local | ローカルPCの時刻 | 2024.04.18 20:40:50 |
Ask | Askレート | 154.498 |
Bid | Bidレート | 154.473 |
Spread | スプレッド(point) | 25 |
使い方
Mi_TickRecorderをチャートにセットするだけで何もしなくてもティックの記録が始まります。
CSVファイルを確認したい場合は、チャートの「Tick Recording」のラベルをクリックするとCSVが保存されているフォルダが開きます。
ティックの記録をやめたい場合はインジをチャートから取り外してください。
使用上の注意点としては、チャートの時間足を切り替えると、切り替え後の数十秒間はティックの記録がされないので、なるべく時間足の切り替えをしないチャートにセットしてお使いください。
設定パラメータ
設定パラメータは下図の通り何もありません。
【必須】使用時はDLLを有効にしてください
Mi_TickRecorderは処理にDLLを使用しています。Mi_TickRecorderの設定ウィンドウで「DLLの使用を許可する」にチェックを入れて使用してください。
ダウンロード
このインジケーターは下記からダウンロードできます。
- Mi_TickRecorderティックをCSVファイルに記録するインジケーター
バージョンアップ履歴
更新日 | Ver. | 概要 |
---|---|---|
2024年4月18日 | v01 | リリース |
インジケータのインストール方法が分からない人は「MT4にインジケーターを入れる方法(初心者向け)」を参照してください。
まとめ
ティックを記録するインジケーターの紹介でした。
使いたい方がいたらどうぞ。
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