FXで勝ちやすい時と負けやすい時はどんなとき?
FXでは勝ちやすい時と負けやすい時があります。
以前私が1,000回以上のデモトレードの結果を集計して自分のトレードの傾向を検証したときのデータです。
私個人の傾向ですので、他のトレーダーの方とは異なるかもしれません。参考程度に。
勝ったあとは勝ちやすく、負けた後は負けやすい?
これは何年も前のこと。
デモトレードに明け暮れていた私は、「どういう時に負けてるのか?」と疑問に思い、デモトレードのデータを集計したことがあります。
何となく、一度負けるとその後も負けが続くという感覚があったため、そのあたりを入念にチェック。
その結果は、やはり「負けた後は負けやすい」というものでした。
トレード結果を集計してみると、、、。
約1,400回のトレード結果を集計したものが下のグラフです。。
↑勝った後の次のトレードの勝率と、負けた後の次のトレードの勝率を2本の折れ線グラフで示したものです。横軸は前回トレードからのトレード間隔です。
データのばらつきはあるものの、このグラフからは2つのことが読み取れます。
- 負けた後のトレードは、勝った後のトレードよりも勝率が低い。
- トレードの間隔が広くなるとその差は小さくなる。
要するに、負けた直後にトレードするとまた負けるということ。このデータ集計をする前から何となく感じていたことがデータからもはっきりと確認することができました。
なぜ負けた後は負けやすいのか?
「勝った直後は勝ちやすく、負けた直後は負けやすい」という傾向は見えました。ではその傾向の原因はというと、メンタル的な要因が大きいと考えています。
勝った後というのは、冷静な気持ちで相場を見ることができますし、そもそも勝ちやすい簡単な相場であるということも考えられます。
一方で負けた直後は、「負けてくやしい」という気持ちや、「早く取り返したい」という焦りから、冷静に相場を判断せずに次のエントリーをしてしまいがちです。また「たまたま損切になっただけで、方向は合ってるはず」と自分の考えに固執して何度も損切を繰り返すという場合もあります。そして、そもそも判断が難しい相場に挑んでいるということも考えられます。
トレード間隔をあけると徐々に勝率に差がなくなっていくのも、負けたという気持ちから徐々に平常心に戻るからだと思われます。
私はこの結果から、「負けた直後はエントリー禁止」というトレードルールを決め、負けた後は少なくとも5分の時間を空けるようにしています。
まとめ
ふと過去に検証したことを思い出したので記事にしました。
実は「負けた直後はエントリー禁止」というマイルールは完全に守れておらず、最近の惨敗トレードもこのルールを破ってしまっています。
ルールを作るのは簡単ですが守るのは難しいです。
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