[MQL] いつか使えるかも。チャートスケール別のローソク足表示サイズ

チャートスケールごとのローソク足の表示サイズを一覧にまとめました。

オブジェクトの位置決めを1ピクセルまで正確に行う時に使うことがあります。

正確な描画に必要

インジケーターを作っていると、「ローソク足の表示サイズに合わせてライン等のオブジェクトを描画する」ことがあります。

例えば、5分足のチャートに1時間足のローソク足を重ねて描画する場合などです。

その際に表示ズレが生じないようにするには、オブジェクトを1ドットレベルで正確に描画しなければなりません。そのため、スケールごとのローソク足の表示サイズを正確に知っておく必要があります。

ローソク足のサイズ一覧

ローソク足のサイズの調べ方は、下図の3か所をチャートのスケールごとに目視で調べるというものです。

サイズ測定箇所

↑実際はペイントソフト等で拡大表示して目視で数えました。超アナログです。

測定した結果は下の表の通り。単位はドットです。

スケール ①ヒゲの幅 ②ローソク実体の幅 ③ローソク間隔
5 1 25 7
4 1 11 5
3 1 5 3
2 1 3 1
1 1 1 1
0 1 1 0

↑これらの値を使ってオブジェクトの表示位置やサイズを正確に決めていくことで、ズレのない気持ちイイ描画ができます。

チャート右端スペースの一覧

これはあとから追加調査したものです。チャートの右端(現在バーの右側)にはデフォルトで少しだけ隙間があります。(下図)

チャート右端の隙間

そしてこのチャート右端の隙間もチャートのスケールごとに幅が異なっています。

正確に位置決めする時にはこの隙間を考慮する必要がある場合もあります。ということで目視で調査した結果が下の表です。

チャートスケール別の右端の隙間

スケール 右端の隙間(ドット)
5 71
4 30
3 17
2 10
1 13
0 3

↑規則性がないので扱いづらいですね。仕方ない。

まとめ

この記事では、チャートのスケールごとにローソク足の表示サイズを調べました。

単にドット数を数えるだけなのですが、いざやるのは結構面倒なもの。この記事のように一覧表にしておくと使い回しができて便利です。

ご参考までに。

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