[MT4]バックテストの結果を検証するためのインジケーター

EAのバックテストの結果をチャート上で細かくチェックするためのインジケーターを作りました。

MT4のバックテストは、テスト後にチャートの時間軸を変更することができないため、細かいエントリータイミングをチェックしたりするのに不便です。

このインジケーターはバックテスト結果を通常のチャートにコピーします。通常のチャートなら時間軸も変えたい放題。小さな時間足でテスト結果のエントリーを細かく見たり、時間足を広げて全体的な相場環境を見たりすることができます。

システムトレードをやっている人にはニーズがあるのではないかと思います。

2019年11月16日バージョンアップ(v03)

本インジケーターをバージョンアップしました。トレード結果のラインがうまく表示されないケースがあり、その不具合を解消してあります。

このインジケーターの概要

BacktestViewerがどんなインジケータかわかるように動画にしました。(下図)

BacktestViewerの操作

このインジケーターは、簡単に言うと、「EAのバックテストの結果を通常チャートにコピペして見やすく表示する」というものです。

次に機能をもう少し詳しく説明します。

このインジケーターの機能

このインジケーターは以下のような機能を持っています。

  • BacktestViewerを通常チャートに適用すると、チャートにバックテストの結果が表示されます
  • ピンクの点線と四角がバックテストを行った範囲です
  • 口座残高の推移が棒グラフで表示されます
  • チャート内に赤と青の矢印と線でトレード履歴を示しています(赤がロング、青がショート)
  • ボタンでトレード履歴の表示/非表示を切替えできます
  • 時間軸を変更すると、より細かく(またはざっくりと)トレードした箇所を見ることができます(これがポイント 通常のバックテストのチャートではこれができません)
  • 黒配色→白配色→もとの配色、にボタンで切替えできます。

このインジケーターの良い所

MT4のバックテストのチャートは、バックテスト後に時間軸を変更することができません。そのため、EAがどんなトレードをしたのかをチャートの時間軸を変えてチェックしたい場合には、再度バックテストを行う必要があります。

でもそれってすごくめんどくさいですよね。

そんな場合にはこのインジケーターが便利です。このインジケーターは、バックテストの結果を通常のチャートにコピペして表示するので、EAのトレード結果をいろんな時間軸で細かくチェックすることができます。わざわざいろいろな時間軸でバックテストを行う必要がありません。

また、残高の推移も同じチャート内に表示できるので、パッとみてどんな相場で勝っているか・負けているかが直感的に分かります。

このインジケーターのポイントをまとめるとこんな感じです。

タイミングを細かくチェック
チャートのタイムフレーム自由に変更できるため、エントリーや決済のタイミングを細かくチェックしたり、上位時間軸での相場状況をチェックしたりできます。
得意な相場・苦手な相場がわかる
トレード結果と残高推移が同じチャート内に表示されるので、EAの得意な相場・苦手な相場を直感的に知ることができます。
見やすい
できるだけ見やすい表示にしてあります。トレード箇所の表示/非表示やチャートの配色をボタンクリックで簡単に切替えることができます。

使い方

BacktestViewerの使い方を説明します。

普通にバックテストを行う

まずは普通にEAのバックテストを行ってください。バックテスト時の設定項目(通貨ペア・期間・時間足・初期証拠金など)に制限はありません。ビジュアルモードはオフでもOKです。

バックテストを行う

バックテスト結果をコピー

バックテストが終わったら、テスターウィンドウの「結果」タブを開きます。

「注文番号」をクリックして昇順(△)にソートしてから、データ上で「右クリック」→「すべてコピー」します。

結果タブを開きすべてコピー

ご注意

ソートしないと、注文結果のラインが表示されない場合があります。忘れずに注文番号で昇順ソートしてからデータをコピーしてください。

エクセルに貼り付けてcsv形式で保存

エクセルで新規ファイルを作成し、②でコピーした結果をA1セルに貼り付けます。

エクセルに貼り付け

「名前を付けて保存」します。ファイル名は「result.csv」、ファイルの種類は「CSV(カンマ区切り)」にします。

result.csvというファイル名でcsv保存

補足

csv形式で保存できればExcelでなくてもOKです。

csvファイルをMT4のデータフォルダに移動

作成したresult.csvを移動します。

  1. MT4の「ファイル」→「データフォルダを開く」でデータフォルダを開く
  2. 「MQL4」フォルダ→「Files」フォルダと進み、「Files」フォルダの中にresult.csvを保存

Filesフォルダにresult.csvを保存

チャートを開いてBacktestViewerを適用

新規チャートを開き、BacktestViewerを適用してください。適用時にresult.csvがチャートに読み込まれ、チャート上にバックテストの結果が表示されます。

BacktestViewerの画面表示

チャートに適用した後は、時間軸をいろいろ変えて、EAがエントリーしたタイミングを細かく見るなどしてじっくり検証してください。

設定項目

基本的にはデフォルト設定で問題ありませんが、お好みで以下の項目を設定できます。

BacktestViewerの設定項目

ダウンロード

このインジケーターは下記より入手できます。

Mi_BacktestViewer【試用版】

試用版はEURUSDでのみ使うことができます。

ここからダウンロードできます。(無料)

ダウンロード

Mi_BacktestViewer【標準版】

標準版は通貨ペアの制限なく使うことができます。

ゴゴジャンにて販売中です。

ゴゴジャンで見るバックテストの結果を通常チャートに取り込んで表示するインジケーター?|?fx-on.com

インジケータのインストール方法が分からない人は「[MT4] MT4にインジケーターを入れる方法(初心者向け)」を参照してください。

バージョンアップ履歴

更新日 Ver. 概要
2019年11月16日 v03 トレード結果のラインがうまく表示されないケースがあり、この不具合を解消
2019年6月23日 v02 コードの整理
2018年9月8日 v01 リリース

まとめ

要するにこのインジケーターは、バックテストの結果を、普通のチャートにコピペして表示するものです。

私は、ロジック不明のEAを使ってシステムトレードする場合には、事前にこのインジケーターでEAのチェックをしています。そのEAが得意な相場・苦手な相場を知らないと怖くてシステムトレードなんてできません。EAの特徴が分かっていれば、EAを稼働させたり休止させたりする判断もしやすくなります。

あとは自分でEAを作った場合にも「想定通りに動作しているか」とか「どんな相場で負けているか」を調査する際に使っています。

どちらかというと後者の場合の方がロジックが分かっている分、チェックがしやすいかもしれません。

新しいEAをこれから使う人や、EAを自分で作っている人に一度試して欲しいインジケーターです。

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